確か去年の年末に買った無塗装の桐製重箱?。
いつものフローリング塗装を工場で塗装している時、重箱の事を思い出した。確か買った時、
使っても洗えないから何か塗っといて!て軽く言われたのを思い出し家に帰って持って来た。
60過ぎても行き当たりばったりの馬鹿さ加減には、「変更なし!」(馬鹿さ加減を再認識)
バラシて目の前に並べて何を塗ろうか?どんな風に?・・・。この状態にしてから悩むかよー。

フローリングを塗装しながら考えよー。

フローリングをとにかく100枚塗って思いついたのが、外から見えない部分は、
水洗いができるようにオスモでクリアー塗装。外観は又、思いつくでしょう。

オスモで防水性を桐材に持たせるのであれば3回は塗らねば。(よく塗料を吸い込むからねー)
ちょっとひらめきましたー。いわゆるI have an inspiration.ですわー。
漆みたいにウレタンで塗ってみよー!。ちょっと大変やろなー。
職人たるもの100点は皆無。80点くらいで自分に妥協しているだけ。歳を取るにつれ妥協点が
下がるみたい。ちょっと自分自身をはかりにかける意味でやってみよー。
まずは、黒に染めます。

乾けば、サンディング。

また塗って。

またサンディング。木目がなくなるまで繰り返す事8回。


だんだん木目がなくなり、それっぽくなってきました。まだ5回や6回塗ってもダメかも。
一つ言えることは漆ほど乾燥が遅くないので非常に楽かも?。

途中正月に使った食用の金箔(料理に使ったりお酒に入っているやつ)があったのを思い出し
使ってみました。
金箔を落とす時、工場の換気扇が回っていたので思ったところに落ちず金箔を追いかけてすくい
今回、点数はつけられませんが手順、工法、サンディング用品等の改善で仕上がりが又違って
来ると思います。
それと自分をはかりにかけるには無理っぽいですねー。はかれて点数が見えるようになったら
「辞め時」でしょう。
今度螺鈿にも挑戦してみたくなりました。