最近、福山市内でも鮮やかな色に外壁を塗装してあるお家を良く見かけるようになった。若い
ご夫婦か住んでいらっしゃるのだろうなー。(勝手に決め付けている!)
ふと思った事を書き並べますが、塗料の設定は何か基準があって決めたのでしょうか?
鮮やかな色ほど「色とび」(変色)が早い。近年塗料の進歩はすばらしい。しかし、値段も高い。
最新の優れた性能の塗料を使用して塗装しているお家は何パーセントでしょう?
実際、外壁にカビ、藻が付き(ひどかった)塗替え後、1年半でまったく塗替え前と同じ状態になっているお家がある。ナゼこんなことが起こってしまうのか?
湿気が無ければ、「色とび」と「汚れ」が付いただけですんだでしょう。
どんな塗料を使ったのか?おおよその見当はつく。
「せっかく塗装工事をしたのにそれらを防げない塗料を使うのならもう数千円出して、カビや藻がつきにくい塗料を使ってあげればあんなにはならないのになー」と前を通るたび、思う。
安価な金額で工事をしたのか?相場なのか?わかりませんが、業者は立地条件から見た塗料設定を施主様に伝えたのでしょうか?ただ、単に儲け重視にはしったのか?
僕は、必ず現在の悩み、ご希望、両方含めた工事内容、塗料設定(塗料の長所、短所)をお伝えし、お決めいただいている。したがって「最低塗料のランクは決めています」←当社の決まり事。
「責任の持てる仕事には妥協できない部分があります」
よく言われる事ですが「点検に来るペンキ屋さんは、はじめて」(2回目、3回目の塗替えのお客様が多い)僕は必ず従業員を伴って点検に伺う。(半年に一度、2年間)
点検の目的は、お客様とのコミュニケーション、工事後ご不満はないか?
それと半年なり一年なり経過したお客様のお家を見、その時の作業内容と今現在の状態を確認し、今後の作業に役立てる。
又、使用塗料の傷み具合の追跡調査。
新しいタイプの塗料の場合、塗料説明で詳しく説明し、塗料メーカーより試験結果、塗装サンプルを取り寄せお客様とご相談の上決定する。そして定期点検は3年でも4年でも行う。
僕はいつもこんな風に考えています。それは、たくさんのお客様にご協力いただき、たくさんのお客様に見守られながら自信を持って出来る施工方法、自信を持ってお勧めできる塗料を見つけ出し、それをお客様に推奨する。ですから「この悩み(場合)にはこの塗料」とおのずと決まってきます。逆に「使えない塗料」も決まります。1,2年で変色するような塗料を僕は、社内で「使えない塗料」はいくら安く買えても(悪い塗料ほど安く仕入れが出来る)使わない。
「安価に塗装ができればそれでよい」と値段だけを言われる方もいらっしゃる。
そういうお客さまを僕は、丁重にお断りをしている。(生意気でゴメンナサイ)
予算に応じた仕事も大切だけど、「家を大切にしたい」「良い仕事をして欲しい」「だからシップペイント藤田を選んだ」そういって工事をさせていただいたお客様に対して失礼だと思う。
ここで僕の推奨塗料を書いておきます。
① 水谷ペイント㈱ ナノコンポジットW
ピカピカ光った仕上がり観がお好みの方には不向きですが、(3分ツヤ程度)塗装後
5年経過、色あせなし、とにかく汚れていない。雨水で汚れが落ちるので粉塵の多い
立地条件のお宅には、お勧めです。(詳しい詳細はメーカーサイトをご覧下さい)
② スズカファイン㈱ シリコンユニ
こちらはピカピカツヤのあるシリコン塗料で、サイディングボード外壁のお家におすすめ、
コーキングの伸縮についていけるだけ塗膜に弾力があり年数を経ても硬くなりません。
①②どちらもシリコンベースの塗料ですが、「ナノコンポジットW」の耐候性は「フッ素塗料」にひけをとらず、フッ素塗料よりも汚れないでしょう。そしてフッ素塗料よりもはるかに安価です。
時々お客様から、(塗料を少し知っておられる方)「あまり聞かないメーカーですねー」といわれる事があります。
僕ははっきり言います。「名前ばかり売れているメーカーより、あまり一般的に知られていなくても、しっかりとした塗料を作っているメーカーの塗料が良いですよ」と・・・。
屋根塗料は、遮熱塗料も含め水谷ペイント㈱の塗料が良いでしょう。
僕は、塗料メーカーの回し者ではないのでこのくらいにしておきます。
続いて皆さん待望の??今週の釣果です
一応、30cm前後以下はリリースと決めています。2枚リリースしお持ち帰りはこの2枚。