ここ数年でよくある実話。
「玄関ドアって塗れますか?」というご相談の電話。
ここまでは今までもよくある話である。
でも、次に出る言葉は「新築なんですけど・・・・」。
「??え?どいうことです?新築だったらご自分の気に入ったお色のドアを付ければ良いのではないですか?」
と聞くと、なんでも営業マンがカタログを持ってきて「この中から選んでください」と言うんだそうだ。
気に入ったものがないので「これ以外にはないのでしょうか」と尋ねると「ありません。」となるのだそうだ。
この話、玄関ドアだけではなく、キッチン等にも言えるのだそうで、お施主様は困ってしまうとのこと。
あるお若いお客様は泣きながら「すべて妥協しなればいけなくて、これに30年もローンは組めない」という。
確かに。
っで、せめて自分たちの好きな色だけでも塗れないか・・・と相談に来られる。
これが
これに(爆)。
この色のモチーフはウエットティッシュの容器だった。
「好きな色なんでもいいですよ」というと「この色になりますか?」と大事そうに抱えてこられた容器をもとに、色を作って塗りかえた。
「めっちゃうれしいです!」と満面の笑み。
こっちもうれしい!
いつからか家を「建てた」という表現が「買った」に変わった。
まるでスーパーで3個パックのお肉を買うように、家を買う。
昭和の時代は家は大工が建てていた。そこに電気屋が電機配線を行い、建具屋がお施主様の勝手が良い建具を作り、ペンキ屋がお施主様が選ぶ色を
塗装していた。今は、スーツを着た営業マンがカタログをもってやってくるのだそうだ。
時代・・・なんだろうか。
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