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ペンキ屋の社長です 兵庫県加古川市生れ。 広島県福山市で(有)シップペイント藤田というペンキ屋で社長兼職人をしています。
by shipyasuhide
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今日は、ちょっと「断熱材」のコマーシャル
昨日、遮熱/断熱塗料「ガイナ」をDIYで塗装されるお宅に伺い、塗料、塗装について説明をかね一緒に少し
塗装を行ってきました。とても静かで、緑豊かな環境で塗装作業を行いました。バチバチ写真を撮ったので、
まだ整理がつかず、後日ご紹介いたします。

今回は、当社で扱っている新しい超薄型断熱シート(断熱材)をご紹介いたします。

平たく言えば、遮光・遮熱機能を持った断熱シート。

一般的な断熱材は、熱を伝えにくい素材ではあるが、熱を蓄える。蓄えた熱が温度の高い方から低い方へ伝わる。言い換えれば、直射日光が当り発生した熱が、温度の低い室内側に伝わる。部屋内まで伝わらないようにするには、断熱材の「厚み」が必要。熱を「蓄えない」のであれば、移行する熱も少ないので断熱材の「厚み」はいらない。

現在の建物は、外壁自体、熱を蓄えやすい素材の建物が多く、最低でも80㍉以上の断熱材が必要。この数値は、地球の温暖化が進むにつれ増えつつあります。断熱材の厚みの分だけ蓄熱した温度は、夜になっても下がりきらず、(夜は、外から内側へと温度が下がる)外壁材と断熱材の間に結露が発生。現在の断熱材は湿気を帯びるとなかなか乾燥しない。

したがって、湿気を帯びない、(湿気を完全にはじくと、すぐ乾燥する)断熱材。そして壁内部は結構いろんなものがあり、壁内部の空洞部にはめ込む従来型電熱材では、断熱材の入っている部分、入っていない部分、と隙間が多く非常に効率が悪い。

シートタイプの断熱材であれば、蓄熱性は、ほとんど無し、柱の外側、内側にかかわらず完全に覆いつくし、断熱ムラは一切ありません。

そこで実験してみました。一般的に使用している断熱材20㍉の物で箱をつくり、薄型シートタイプは、木の角材で断熱材で作った箱と同じ大きさの骨組を作り、周りに貼り付け、西日がガンガン照りつける場所に放置しておきました。気温33.5℃、PM2:00より2時間経過時の内部温度を測ってみました。

今日は、ちょっと「断熱材」のコマーシャル_f0118802_18345841.jpg
 左が、当社が扱う厚み4㍉の断熱シート。右側が厚み20㍉の一般的断熱材です。

今日は、ちょっと「断熱材」のコマーシャル_f0118802_18402697.jpg


2時間放置後、従来の断熱材ケース内
温度は44℃。



今日は、ちょっと「断熱材」のコマーシャル_f0118802_18454436.jpg


同じく、薄型遮光・遮熱シートケース内
温度は、35℃。
薄くても蓄熱しなければ、これだけ内部
温度に違いが出ます。






屋根の断熱などに重宝がられています。またスレート屋根、鋼板屋根の倉庫、作業場の内部から天井張り工法での断熱で15℃~10℃温度が下がる結果が出ています。冬は逆に、内部温度が外に出ないため外気温による温度変化も軽減できます。
遮熱/断熱塗料も同じ事が言えますが、断熱は、材となる物が、「熱を溜めこまない」のが理想で、一番効果があるようです。この「遮光・遮熱シート」のお問い合わせは当社へ。Telまたは、Mailでお願いいたします。




地球温暖化ストップ研究会のホームページはこちら
遮熱/断熱塗装のページはこちら
by shipyasuhide | 2009-09-02 21:52 | 事務所にて
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